高校進学支援へ奨学金 ふくしま未来研、県内45市町村が対象

 
奨学金の利用を呼びかける南副代表

 ふくしま未来研究会(福島市)は10月4日から、高校や高専に来春進学を予定する生活困窮世帯の中学3年生に一律10万円を給付する「清水奨学金」の募集を始める。本年度は西白河郡と東白川郡を新たに対象に追加し、県内45市町村の生徒から申し込みを受け付ける。12月2日まで。

 対象は〈1〉45市町村の公立中学校を来春卒業見込みで高校や高専に進学予定(県外の学校も含む)〈2〉9月1日現在で家庭が生活保護または就学援助を受けている〈3〉学習成績の評定が原則として全教科平均2.0以上で、校長の推薦を受けている―に該当する生徒。希望者は通学している中学校を通じて書類を提出する。

 奨学金は返済不要。受験や制服、教材購入など自由に活用してもらう。振込日は来年3月7日。ほかの奨学金とも併用できる。

 研究会は2017(平成29)年度に奨学金制度を創設し、累計1786人を支援している。本年度は550人分の予算を確保した。

 南一美副代表理事は29日、奨学金の利用を呼びかけ、「子どもたちには志望校に進学し、勉学に励んでもらいたい」と述べた。

 問い合わせはふくしま未来研究会(電話024・522・4610)へ。

 「清水奨学金」対象の45市町村

・県北=伊達、桑折、国見、川俣、二本松、本宮、大玉
・県南=白河、西郷、中島、矢吹、泉崎、棚倉、塙、矢祭、鮫川
・会津=会津若松、喜多方、磐梯、猪苗代、北塩原、西会津、会津坂下、湯川、柳津、会津美里、三島、金山、昭和
・南会津=南会津、下郷、檜枝岐、只見
・相双=相馬、南相馬、新地、飯舘、浪江、葛尾、双葉、大熊、富岡、川内、楢葉、広野