朝ドラ「エール」が縁 豊橋から心温かい手紙、川俣で展示公開

 
豊橋市から届いた手紙に見入る来場者

 福島市出身の作曲家古関裕而の妻金子(きんこ)の出身地である愛知県豊橋市から、古関とゆかりのある川俣町に送られてきた手紙が、町役場で展示されている。古関はNHK連続テレビ小説「エール」のモデルとなった。来場者がエールを通じて深まった川俣と豊橋のつながりを手紙から感じ取っている。11月末まで。入場無料。

 同町は古関の母ヒサの出身地。古関は福島商業学校(現福島商高)卒業後、当時あった伯父経営の「川俣銀行」(現東邦銀行川俣支店)の行員として2年勤務した。古関と金子は百数十通の手紙を交わした末に結婚した。

 同町の道の駅かわまたには今年7月、古関ゆかりの町をPRする「エールポスト」が設置された。藤原一二町長や地元の子どもたちが豊橋市に向けた手紙を投函(とうかん)したところ、浅井由崇(よしたか)市長や子どもたちから、町民宛ての手紙が届いた。

 一般公開が19日に始まり、計24通の手紙が展示されている。浅井市長は「今後も川俣と豊橋のつながりを大切にしたい。町の皆さんに心からの感謝と『エール』を送ります」、子どもたちは「川俣町の皆さん、お手紙ありがとうございました」「豊橋のおいしい名産品を食べに来てください」などと手紙につづっている。

 時間は午前8時30分~午後5時15分。問い合わせは町政策推進課まちづくり推進係(電話024・566・2111)へ。