奈良時代に思いはせ...窟沢B遺跡 福島市が発掘調査成果を一般公開

 
調査担当者(左)の説明を受ける参加者

 福島市文化振興課は22日、奈良時代後半ごろの掘立柱建物跡や竪穴建物跡が出土した同市平沢の「窟沢(くつざわ)B遺跡」の調査成果を一般公開した。

 国道13号福島西道路の改築工事に伴い、2019年に同地域で土器が出土したため、発掘調査を行ってきた。

 一般公開では、市振興公社文化財調査室の職員が現地で建物跡の大きさやかまどがあった場所など、遺跡についての説明をした。1辺約9メートルの通常より大きい竪穴建物跡もあり、調査担当者は「市内でこれほど大きいものは見つかっておらず、歴史的価値がある」と述べた。

 参加した同市の阿部克己さん(73)は「昔の生活の様子をおぼろげだが感じることができた」と話した。