仙台フィル首席トロンボーン奏者に、紺野駿人さん 母校湯本高へ

 
母校のいわき湯本高で後輩を前に演奏する紺野さん

 いわき市出身のトロンボーン奏者紺野駿人さん(東京芸大音楽学部器楽科3年)が仙台フィルハーモニー管弦楽団の首席トロンボーン奏者に就任した。紺野さんは母校のいわき湯本高を訪ね、「合奏では発想や考えを試してみることが大切だ」と吹奏楽部の後輩たちを激励した。

 紺野さんは平三小3年時に楽器を始めた。湯本(現いわき湯本)高時代はプロの奏者から技術を学び、力を付けた。4月に仙台フィルのオーディションを受け、80人近い受験者の中から合格を果たした。10月1日から首席トロンボーン奏者として活動している。

 母校では吹奏楽部員33人の前で講話し「先生がどのような思いで指揮しているのか考えて演奏してみてほしい」と語った。演奏も披露し、技術を伝えた。

 紺野さんは「仙台フィルは温かいオーケストラ。入れて良かった。自分の地位を確立してより良い音楽を奏でたい」と意気込みを語った。部長の上遠野尚也さん(2年)は「考え方が勉強になった。実践していきたい」と話した。