生活の中の数学...学び直し、元高校教師 二本松で入門講座開講

 
講座で講義する五輪さん

 元高校教師の五輪教一さん(二本松市)が主宰する「街角の数学」は、中学、高校で習った数学を学び直したいと考える人向けに「数学入門講座」を始めた。五輪さんは「学問として数学を学ぶのではなく、物の形と数の関係を理解することでこれまでと違う、ものの見方ができる機会になればいい」と語る。

 五輪さんは、日本独特の数学「和算」の復興に向け、神社に掲げられた算額の復元に取り組む。一方、楽しみながら数学的な思考を理解してもらう「数楽カフェ」なども開いている。

 数学入門講座の開設は、同市の安達公民館が開いた市民講座で講師を依頼され、算額を解説したのがきっかけ。受講者から「もっと勉強してみたい」との声があり、気楽に集まって学ぶことができる場を設けようと企画した。

 火曜日を中心に月2回程度、午前9時30分~同11時30分、同公民館で開講する。対象は二本松市民。内容には中学、高校の数学の学び直しとうたっているが、組子や欄間のような生活の中にある形を数学的にどう捉えるのかを学び、今まで考えていなかった切り口で、ものの考え方を養ってもらうことに主眼を置く。

 講座は10月から始まり、次回は今月29日。受講料は100円。毎回15人程度を定員に開催している。申し込みは街角の数学のホームページで。問い合わせは五輪さん(電話0243・22・5956)へ。