安田さん、佐々木さんが最高賞 全日本編物教育協会作品コン

 

 福島市の編み物教室「ニットサロンMOCO」に通う福島市の会社員安田祥子さん(37)と会津若松市の主婦佐々木絵美さん(61)が、7月に東京で開催された全日本編物教育協会作品コンクールで最高賞の文部科学大臣賞に輝いた。

 安田さんは「素直にうれしい。頑張りが報われた思い」と話した。幼少時から母や祖母の教えでのめり込み、約13年前から本格的に勉強を始めた。「流行を意識し、袖を立体的に編んだ」というセーターで一般部門の最高賞を射止めた。

 編み物の魅力は「頭に浮かべたデザインを形にし、1本の糸から作品を生み出せること」という。「まだまだ知らない技法や形は多い。生涯にわたって、編み物を続けたい」と意気込む。

 検定部門の手編専門級にジャケットを出品した佐々木さんは「受賞が決まったときは鳥肌が立った」と喜んだ。

 月2回、自宅のある会津若松市から通って腕を磨いた。特徴の渦模様を編み込む作業は「自分の実力以上の難しさで、試行錯誤の連続だった」と振り返る。今後について「地元にも人が集まって編み物を楽しめる場所をつくり、ニットの魅力を広めていきたい」と目標を語った。

 20日まで作品展

 ニットサロンMOCOは20日まで、福島市のコラッセふくしま1階アトリウムで「あったかニット展」を開いている。全日本編物教育協会主催の全国コンクールで文部科学大臣賞に選ばれた2人の受賞作などが並び、訪れた人が温かみのある作品を鑑賞している。

 同サロンの生徒が丁寧に編んだセーターや小物など約200点を展示し、一部販売もしている。入場無料。展示時間は午前10時~午後4時(最終日は同3時30分)。