古代のロマン...竪穴式住居を復元 田村、縄文の暮らしを実感

 
竪穴式住居の屋根ふきに励む参加者

 田村市都路町の石橋地区で19日、竪穴式住居の復元作業が行われた。地域住民有志らが参加し、縄文時代の暮らしぶりを再現した。

 同地区では1979(昭和54)年の道路拡幅工事に伴う発掘調査で、縄文時代前期の竪穴式住居跡などが見つかり、市が「石橋遺跡」として指定した。史跡指定を記念して、地域住民有志が竪穴式住居を制作し、今回は老朽化のため新たに造り直した。竪穴式住居復元は、都路町観光協会の事業の一環。8月に始まり、この日は有志ら約15人が参加した。同市都路町で栽培したかやを用いて、屋根ふき作業に励んだ。

 完成した竪穴式住居はグリーンパーク都路の近くにあり、自由に見学できる。同観光協会の武田義夫会長(80)は「多くの人が古代ロマンに触れることで、地域のにぎわいにつなげたい」と話している。