飯舘に秘密基地? 村活性化へ、異業種交流の場「図図倉庫」完成

 
空き店舗を活用して整備した交流拠点「ズットソーコ」をお披露目する矢野さん。右奥に見えるのはシェアオフィス

 飯舘村の地域活性化に向けた活動に取り組む合同会社MARBLiNG(マーブリング)が同村深谷の空き店舗に整備を進めてきた異業種交流の拠点「環境づくり秘密基地 図図倉庫(ズットソーコ)」が完成した。29日から一般開放を始める。

 共同代表の矢野淳さん(27)と松本奈々さん(30)は「分野や地域、世代の垣根を越えて多様な人が集まり、未来の地域づくりにつながるような拠点に育てていきたい」と語った。

 ズットソーコは、震災後、空き店舗となっている旧コメリ飯舘店を活用して整備した。施設のコンセプトは「分野や世代を超えて飯舘について考える人が多く集う秘密基地のような場所」。施設名の「図」には、「工夫して努力する」という意味を込め、施設に集う人のつながりが、ずっと長く続くように願いを込めた。

 施設内には会議などに使えるシェアオフィス(有料)やアトリエ、イベント会場などとして利用できるフリースペース、キッチントレーラーカフェなどを整備した。今後は園芸用品の販売なども行う予定。

 矢野さんは「さまざまな人や活動を受け入れる。次世代に継承できるような地域づくりを進めていきたい」、松本さんは「ズットソーコはまだ未完成で、多くの施設利用者によって形作られていく」と展望を語った。

 「ズットソーコの利用時間は午後0時30分~同5時30分。月、木、日曜日は休み(変動あり)。情報は図図倉庫のインスタグラムアカウントで発信している。