患者さんに寄り添い人生豊かに、元甲子園球児 福島に鍼灸院開院

丁寧なカウンセリングと治療を心がける信一さん(左)と郁恵さん
夏の甲子園に出場した元高校球児が福島市仲間町で鍼灸(しんきゅう)院「BODY CARE(ボディー・ケア) うららか」を開院した。院長の近藤信一さん(34)は16年前に光南高の外野手として甲子園に出場した経験を持つ。妻郁恵さん(34)と新たな一歩を踏み出し、「患者さんに寄り添い、人生を豊かにしていきたい」と話す。
近藤さんは白河市で開業していたが、「多くの人を治療していきたい」との思いから福島市への移転を決意。知人や恩師のサポートを受けて新たな場所で再出発した。
中学時代から「けがをしている選手を助けたい」という思いがあったという近藤さんは、大学でトレーナーの勉強を始め、慶応高と慶応大のラグビー部でトレーナーを務めた。
大学卒業後には東京都にある鍼灸の専門学校に入学。2013(平成25)年にはり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得し、50年以上続く神奈川県の鍼灸院で5年間修業した。
開院した鍼灸院ではトレーナーの経験も生かしながら、丁寧なカウンセリングと治療を心がけている。完全予約制で、時間は午前9時~正午、午後2時~同7時30分。休診は水、土曜日の午後と日曜日、祝日。予約や問い合わせは同院(電話024・597・8457)へ。
- 木質チップ会社設立 会津電力、バイオマス発電に向け
- 遊休農地活用...桜の苗木出荷へ 浪江、東京農大生が掘り取り実習
- 「浜通りで働く」テーマに意見交換、復興の在り方...大熊でシンポ
- あづま「ウェルカム広場」 公園大賞優秀賞に、西高生がデザイン
- 「女性一日なんでも相談」 郡山で2月5日、法務局と人権擁護委
- 山形新幹線「E8系」 2月末から試運転、24日には撮影イベント
- 新しい移動図書館車運行開始 南相馬、市民らの利用促進へ
- 香り高い日本酒堪能 SAKEフェスタ、喜多方と西会津の蔵元集う
- シニアもデジタル活用を 福島で支援講座、昨年度受講生らが講師
- 田村産大豆の納豆 地元有志が開発、直売所で2月3日から販売