都市部の遊休地再編論文で学会賞、福島大行政政策学類の今西教授

 
都市部の遊休地活用に関する論文をまとめた今西教授

 福島大行政政策学類の今西一男教授は、空き地や空き家など都市部に増加する遊休地の再編に関する論文をまとめ、都市住宅学会から本年度の都市住宅学会賞・論文賞を受けた。7日の定例記者会見で発表した。

 今西氏は、都市部に発生する遊休地の再編に向け「小規模区画整理」の特徴や論点を整理した。論文では、区画整理に関する住民の合意形成や建築物の整備を含めた資金計画など、事業化には複数の課題が存在することを指摘。集合住宅の建設など、目先を変えた整備の必要性も提言している。

 同学会は「市街地における遊休地の再編と利活用促進に活用が期待される」と論文を評価。今西氏は「住宅地でも空き地が点在する。寄せて集めた土地で何を建て、お金をどうするかなどの課題を明らかにした」としている。