バショウカジキ、飼育日世界最長 アクアマリン、13年ぶり更新

飼育日数の世界最長記録を更新したバショウカジキ(アクアマリンふくしま提供)
いわき市のアクアマリンふくしまが館内に展示しているバショウカジキの飼育日数が11日で世界最長の76日となり、2009(平成21)年に同館が打ち立てた75日間の記録を13年ぶりに更新した。バショウカジキは体表が傷つきやすく、採集や輸送などが難しいとされる。同館が11日、発表した。
同館によると、バショウカジキは体長3メートルまで成長し、バショウの葉のような大きな背びれを水面から出して高速で泳ぐ。背びれは魚群を威嚇したり、急停止や急旋回するときのパラシュート、ブレーキのような役割を果たしたりすると考えられている。
現在飼育中の個体は9月27日に展示を始めた。水槽に慣れない時期に、壁面に衝突して上顎の骨が伸びた長い吻(ふん)が折れた。しかし、その後も安定して給餌されるキビナゴを食べているという。飼育員の藤井健一さんは「採集時の傷も治ってきた。吻が伸びるという論文もあるので期待している」と話した。
- 大河ドラマに天海大僧正を 会津美里観光協、地元出身で家康の側近
- 移住のサポートお任せ 福島、専門スタッフが各種相談に応じる
- 茶道具を展示販売 小野美術、郡山で6日まで
- 「南相馬産」配膳ロボ始動! 地元のとんかつ店、人手不足カバー
- 迫力満点!プロの技 なみえ創成小中でバスケ教室、児童ら歓声
- 幸運の女神、バレンタインジャンボPR 1等と前後賞合わせ3億円
- 「六酒蔵酒粕ジェラート」最高賞 県産品デザイン審査、ロゴ活用
- おみやげ総選挙...ままどおる、あだたらラーメン2位 東日本高速
- 巨大紙風船、富山のイベントに出品 南相馬・石神、鹿島両中生徒
- 福島学院大に生理用品贈る 福島のNPO「困っている学生の力に」