「全国でも全力で」 二本松工の菊地さん、ロボ甲子園東北最優秀

 
東北大会で最優秀賞に輝き、全国大会に出場する菊地さん

 二本松工高情報システム科2年の菊地和奏さん(17)は、ロボットアイデア甲子園東北大会で最優秀賞に輝き、全国大会に出場する。「出るからには全力を尽くしてできるだけ上位の成績を残したい」と抱負を語る。

 ロボットアイデア甲子園は、斬新でユニークながらも実現可能性が高い夢のあるロボットのアイデアと発表力を競う。

 菊地さんは、国内の海岸に大量のごみが打ち寄せられている状況をニュースで知り、浜辺のごみを分別しながら回収する「ビーチクラブン」を考案した。ロボットは自走式で、ごみを区別して拾う数種類のアームを備える。内部にプレス機と破砕機があり、圧縮やチップ化など再資源化までできるのが特徴だ。

 宮城県で10月に開かれた東北大会では、プレゼンテーション用文書作成ソフトでロボットの概要や考案した背景をはじめ、浜辺の環境改善に伴う観光客増、再資源化による収益などの効果も分かりやすく示した。同校の高田友輔教諭によると、発表文書の見やすさや発表力が高く評価された。

 菊地さんは「一番良く発表できたが、もっと上手な人がいて一番とは思わなかった」と最高賞に驚いた様子を見せながら「友達や先生に支えてもらった」と感謝する。

 来年1月28日に大阪工大で開かれる全国大会に向けては「多くの人に共感してもらえる発表をしたい」と意欲を示す。今後、画像を作り変えるなど発表を磨き上げて全国の舞台に臨む考えだ。