アクアマリンのバショウカジキ 飼育日数の世界記録途絶える

 
飼育日数が84日間となり世界最長記録となったバショウカジキ(アクアマリンふくしま提供)

 アクアマリンふくしまは19日、いわき市の同館で展示し、飼育日数の世界記録を更新していたバショウカジキが同日朝までに死んだと発表した。飼育日数は84日間で、同館が2009(平成21)年に打ち立てた記録より9日間長かった。

 同館によると、死んだ原因は不明で、調査している。体長は83.3センチ、体重3.5キロだった。新潟県・佐渡島沖で採集され、9月27日から展示されていた。バショウカジキは体長3メートルまで成長し、バショウの葉のような大きな背びれを水面から出して高速で泳ぐ。体表が傷つきやすく、採集や輸送が難しいとされる。

 飼育員の藤井健一さん(47)によると、バショウカジキは18日夕までは餌を食べていて状態も良かったという。藤井さんは「今回は体が大きかったことが、飼育日数の長くなった一因ではないか。経験を生かして来年も飼育、展示に挑戦したい」と話した。