超お宝!462万円のウイスキー、「白河1958」限定70本...即完売に

「こんなに価値が上がるとは思ってなかった」と語る金沢さん
1958(昭和33)年に白河市の宝酒造白河工場で製造されたシングルモルトジャパニーズウイスキー「白河1958」が宝酒造(京都府)から70本限定で発売された。700ミリリットル入り1本462万円。高額ながら即完売し、ネット上などで話題を呼んでいる。
白河1958を製造していた白河工場は、同市郭内でウイスキーやワイン、ブランデー、焼酎などの製造を行っていたが2003年に閉鎖された。
工場閉鎖後、同社は2011年の東日本大震災による被災者への仮設住宅用地として、県に対して工場跡地の一部の貸し出しを行った。その後、自治体に直接活用してもらうことで1日でも早く復興してもらおうと、跡地約1・8ヘクタールを白河市に寄付するなどのつながりがあった。
20年前購入「12年もの」 白河の金沢さん所有
同市内では、同工場で生産されたウイスキーが発見されるなど、話題を呼んでいる。
同市でコーヒー豆などを販売する「玄豆屋」の金沢裕史さんは「宝酒造の白河工場が閉鎖するときに、何となく近所の酒屋で買った。いい香りのものだから残しておこうと取っておいた」と振り返る。
20年前に金沢さんが購入したウイスキーは12年もので、30年以上前に製造されたウイスキーになる。複雑で魅惑的な香りがするウイスキーを手に、金沢さんは「ウイスキーが樽に入っていた香りが今も残っている。当時はこんなに価値が上がるとは思ってなかった」と笑顔を見せた。
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