真心込めた一服振る舞う 若松・御薬園、正月恒例の初釜

 
初釜で来園者にお茶を振る舞った(左から)芳賀さん、佐藤さん、荒木さん、馬場さん

 会津若松市の国指定名勝・会津松平氏庭園「御薬園」で3日、毎年恒例の初釜が行われた。会津若松観光ビューローの職員がお点前を披露し、来園者にお茶を振る舞った。職員の馬場直子さん(53)は「お客さまとは一期一会で、満足してもらえるように心がけている」と思いを込めた。

 馬場さんのほか、職員の荒木美咲さん(41)、芳賀成美さん(38)、佐藤有香さん(29)が初釜に参加した。初釜は由緒ある御薬園で来園者に新年の一服を味わってもらおうと、毎年行われている。4人は仕事終わりや休日を活用して月に3回茶道の稽古に通うなどして準備を進めてきた。

 4人の茶道歴は2~15年とそれぞれに異なる。茶道歴2年の佐藤さんは「季節ごとにお点前の方法が異なるので、覚えるのが大変」と苦労した点を話し、茶道歴15年の荒木さんは「茶道の勉強は終わりがなく、ずっと習い続けることができる」と魅力を伝える。

 初釜には約60人が訪れ、落ち着いた雰囲気の中お茶が振る舞われた。芳賀さんは「来年の初釜も良い1年になるように、心を込めてお茶をたてたい」と話した。