初水揚げで3市場に活気 いわき市漁協、70隻が2トン

初水揚げの活気に沸く沼之内市場
いわき市漁協は10日、今年の操業を開始した。同市の沼之内、久之浜、勿来の3魚市場で初水揚げが行われ、市場が活気にあふれた。
市漁協に所属する70隻からヒラメやカサゴ、タコなど37種類約2トンが水揚げされ、約30人の仲買人が入札に参加した。落札された魚は市内のスーパーなどに並ぶ見込み。同漁協によると、強風により大きな漁船が漁に出なかったことから、水揚げ量は例年よりも4分の1近く少なかったという。
8日には久之浜漁港で伝統の「出初め式」も行われた。漁師や水産関係者ら約30人が出席。神事の後、漁師がそれぞれの漁船に乗り込んで次々と出港し、海上で豊漁や海上安全を願った。
市漁協の江川章組合長は「水揚げ量や魚の金額を上げ、いわきの漁業を前に進める前向きな年にしたい」と語った。
市内ではこのほか、小名浜機船底曳網漁協の水揚げも12日までに始まった。
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