思い出の百人一首...角皿に 伊達の陶芸愛好家 200枚を制作展示

 
百人一首が描かれた角皿を展示している横田さん

 元警察官で、伊達市在住の陶芸愛好家横田喜行さん(78)は20日まで、同市保原町の東邦銀行保原支店ロビーに百人一首を描いた角皿を展示している。角皿は横田さんが約1年かけて制作した読み札と取り札の計200枚で、来店客が足を止めて見入っている。

 横田さんは桑折署刑事係長を最後に定年退職。42年の警察官人生のうち、約30年間を刑事として務めた。陶芸は退職前に趣味として始めたが、退職後はさらに熱心に取り組んできた。妻テツコさん(77)が「(夫は)熱中してしまう性格で、いつも黙々と作品を作っている」と笑うほどだ。

 子どもの頃の正月は、家族で百人一首を楽しむのが恒例だったという横田さん。展示作品は「母に負けたくない一心で必死に覚えた」という思い出のある百人一首の絵柄と、読み札をミニ角皿に描いた。縦12センチ、横11センチの角皿一枚一枚に自身で絵付けし、作品を飾る専用の飾り棚も製作した。

 横田さんは「百人一首角皿を展示するのは初めて。多くの人に見てもらえたらうれしい」と話した。

 作品は同支店のATM利用時間内の午前8時~午後9時(最終日の20日は午後2時)まで見ることができる。