相馬・佐伯不動産、トレーラーハウス販売 店舗や応急住宅に活用

見学を受け入れているトレーラーハウス。車輪が付いており、設置後に移動することも可能だ=相馬市中村
佐伯不動産(相馬市)は、トレーラーハウスの製造を手がけるヒーローライフカンパニー(東京都)の県内初の代理店として販売事業を始めた。トレーラーハウスは店舗や住宅、災害時の応急住宅などとして多様な活用方法がある。事業を担当する佐伯不動産の佐藤碧惟(あおい)さん(24)は「なじみがない方もいるはず。まずは多くの人に知ってほしい」と話している。
トレーラーハウスは居住機能を備えたけん引車両。一定の条件を満たせば車両扱いとなり、固定資産税などが必要ない場合もある。同社によると、東日本大震災後、災害時の応急住宅として注目を集めた。近年では宿泊施設などとしても利用されている。キャンピングカーとは異なり、一般的な建築物と同じように水道、電気、ガスなどの引き入れが可能なため、住宅と同じように長期間住み続けることができる。また一度据え付けた後も、移動して設置場所を変えられ、トレーラーハウス自体を売却できる。
同社が販売するのは国内製造されたトレーラーハウスで、住居として使用するのに十分な断熱性や耐久性を備えているという。
相馬市は2年連続で震度6強の地震に襲われた。被害を受けて解体された建物も少なくない。佐藤さんは「新しい住宅や事務所が必要になる場合、選択肢の一つとして考えていただければ」としている。同市中村にトレーラーハウスを設置しており、見学を受け入れている。問い合わせは同社(電話0244・35・2083)へ。
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