炎から国宝守る「水のカーテン」 いわき・白水阿弥陀堂で消防訓練

 
延焼を防ぐための水幕ホースを使った放水訓練=22日午前、いわき市・白水阿弥陀堂

 26日の文化財防火デーを前に、いわき市消防本部などは22日、いわき市の国宝・白水阿弥陀堂で消防訓練を行った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で自粛していた放水訓練を3年ぶりに実施した。

 内郷消防署や地元消防団などから約70人が参加。敷地内の消火栓やポンプなどの設備を点検後、周辺の山林から出火して火の粉が飛散、本堂に延焼する恐れがある―との想定で行われた。

 阿弥陀堂の関係者が119番通報し、駆け付けた消防隊員が水幕ホースを使い、延焼を防ぐ「水のカーテン」をつくった。放水には池の水を使い、ホースに給水する手順を確認した。