着るだけで心電図測定 スマホと連動、ミツフジ 福島工場で生産

 
トランスミッターを装着したシャツ型の測定端末。着るだけで心電図を測定できる

 銀メッキ導電性繊維を製造販売するミツフジ(京都府)は着るだけで心電図を測定できる「着衣型携帯心電計」を開発した。川俣町の川俣西部工業団地にある福島工場で生産し、2月から法人向け販売を始める。

 シャツ型の測定端末やトランスミッター、スマートフォン、アプリなどをセットにする。独自に開発した銀メッキ導電性繊維「AGposs(エージーポス)」を電極として編み込んだシャツの外ポケットにトランスミッターを装着して使用し、日常的に心電図を測定できる。測定した心電図のデータはスマホに送信され、画面上に表示される。

 同社は、心拍数やストレス度を測定できるウエアラブル端末「hamon(ハモン)」を開発・販売している。新たに開発した着衣型携帯心電計を活用して健康状態をより詳細に把握することで、日々の健康管理に役立てる狙いだ。将来的に心電図解析や診断機能を持つソフトを組み合わせることが可能としている。

 三寺歩社長は「さまざまな病気で苦しむ人の役に立つ製品を川俣の地から届けられるよう、努力していきたい」と話した。

 着衣型携帯心電計は38万5千円。問い合わせは同社カスタマーサポート(info@mitsufuji.co.jp)へ。