12校の高校生、考案商品を披露 「フクラム基金」成果発表会

 
商品開発の歩みを発表した生徒

 「ふくしまの未来を創るFukurum(フクラム)基金」支援事業の成果発表会は24日、福島市のコラッセふくしまで開かれ、高校生が地元産の食材を使って考案した和菓子やスイーツを披露した。

 県、県観光物産交流協会、日専連ライフサービスでつくる「Fukurumカード」推進協議会の主催。同基金を活用して商品開発に取り組んだ高校、支援学校計12校が参加し、映像や試食を通じて成果を伝えた。

 福島明成高は「福島の魅力が伝わる商品」をテーマに手がけた。桑折町産のリンゴを使った「王林のジャムクッキー」や小麦粉と卵、牛乳不使用の「野菜入り米粉クッキー」、同校で収穫したリンゴ「王林」と「ふじ」を使ったジュースを紹介。見た目の色合いや食感を楽しむための厚さなど、工夫した点も発表した。