SDGs推進へ連携 相双五城信組、あいおいニッセイが締結式

協定書を取り交わす梅沢理事長(右)と小林支店長
相双五城信用組合とあいおいニッセイ同和損害保険は31日、持続可能な開発目標(SDGs)の推進に向けた連携協定を締結した。同損保が金融機関と結ぶのは県内で初めて。同日、相馬市で締結式を行った。
協定はSDGsの情報発信や普及啓発、働き方改革などに関する内容。相双五城信組は今後、同損保が提供する業種別のSDGs経営簡易診断サービスの活用などを通じて、地域の中小企業のSDGsに向けた具体的な取り組みを支援する。SDGsに沿った経営改善に向けて、両社の金融・保険商品を提案する。
相双五城信組の梅沢国夫理事長と、同損保福島支店の小林秀次支店長が協定書に署名した。小林支店長は「地元に密着した金融機関と地域活性化に向けた取り組みができることは光栄だ」、梅沢理事長は「互いの情報とノウハウを生かして、SDGsを進めていきたい」と話した。