迫力満点!プロの技 なみえ創成小中でバスケ教室、児童ら歓声

 
なみえ創成小中で開かれたバスケットボール教室

 バスケットボールの福島ファイヤーボンズを運営する福島スポーツエンタテインメントは1月31日、浪江町のなみえ創成小中でバスケットボール教室を開いた。子どもたちは憧れのプロ選手と交流し、自分の好きなことに熱中することの大切さを学んだ。

 教室には児童生徒約50人が参加し、本県出身の猪狩渉さんら選手6人が講師を務めた。選手は自己紹介の後、迫力満点のシュートや高速のドリブルなどを披露し、子どもたちから大きな歓声が上がった。

 選手との質疑応答の時間も設けられた。子どもたちからの「将来はプロサッカー選手になりたいが、どれくらい努力すればいいのか」との質問に、選手は「夢をかなえるためには、プロ選手になりたいと思う自分のことをどれだけ信じられるかだ」とアドバイスを送った。最後に児童生徒と教職員が一人ずつシュートを行い、競技の楽しさに触れた。

 福島ファイヤーボンズの選手とスタッフ約20人はこの日、浪江町の震災遺構「請戸小」を見学したほか、楢葉小でも教室を開いた。