12市町村コメ、郵便局で買える 県北や浜通り、産地食べ比べを

 
県庁で行われた県への贈呈式

 日本郵便東北支社は、県北や浜通りの182郵便局で県内12市町村のコメを真空パックにした「ふくしまの米」の販売を始めた。市町村ごとに小分け(150グラム、330円)で販売し、産地ごとの食べ比べなどができる。

 販売しているのは、福島、伊達、二本松、本宮、相馬、南相馬、川俣、桑折、国見、新地、大玉、飯舘の12市町村で生産されたコメ。品種はコシヒカリや天のつぶなど市町村によって異なり、各自治体がデザインしたオリジナルパッケージに包装されている。販売は11月30日まで。

 15日には県庁で県への贈呈式が行われ、福島中央郵便局の乙坂覚局長が小柴宏幸農林水産部長に目録を手渡した。乙坂局長は「(商品を)PRして販売していきたい」と話した。今後は東京都の東京中央郵便局でも販売を予定しているという。