食育ピクトグラム使ったマグネット 南相馬、3高校に贈る

 
食育ピクトグラムを活用したマグネット

 南相馬市と同市食生活改善推進協議会は、農林水産省作成の「食育ピクトグラム(絵文字)」を活用したオリジナルのマグネットを製作し、20日、食育普及のため同市の原町、相馬農、小高産業技術の3高校にマグネットを贈った。

 食育ピクトグラムは12種類あり「朝ごはんを食べよう」「バランスよく食べよう」「食べ残しをなくそう」などのキャッチコピーと絵文字を組み合わせた。実用的で生徒たちの目に触れるようマグネットにした。

 食生活の課題として現在、栄養の偏りや不規則な食事をはじめ、肥満や生活習慣病の増加などがある。特に若い世代には朝食の欠食や過度の痩身(そうしん)志向などの傾向が見られることから市と同協議会は若い世代から食育への理解を高め、実践してもらおうと寄贈した。

 このうち相馬農高にはマグネット240個を贈り、渡辺純子会長が「食育を考えるきっかけとなり、心身ともに健康になってほしい」と伊東光司校長にマグネットを手渡した。

230222nk-topic506.jpg伊東校長にマグネットを手渡す渡辺会長(左)