6次化事業者を動画で紹介 福島の団体、農業高生デジタル教材

 
現在公開されているカトウファームについての動画の一部

 復興支援活動などに取り組む「ブリッジ・フォー・フクシマ」(福島市)は24日までに、6次化商品を手がける県内の事業者を紹介するインタビュー動画の公開を動画投稿サイト「ユーチューブ」で始めた。

 同団体は、農業を学ぶ県内の高校生が地域の6次化商品を開発・販売することを通して、次世代の地域産業従事者の育成を目的とした「農業高校経営マーケティングプログラム」を実施している。同プログラムの一環で、デジタル教材として生徒の学習・活動のヒントにしてもらおうと、6次化商品の開発などに取り組む事業者を紹介することにした。

 1本目の動画ではカトウファーム(福島市)が登場。同ファームの加藤絵美氏が6次化商品として「おむすび」を作り始めたきっかけやこだわり、今後のビジョンなどについて語っている。

 このほか、NPO法人0073(福島市)の干しいも「明星いも」、浜福(新地町)の「タコシウマイ」の動画を公開している。今後さらに2本の動画を公開する予定。