開拓史を伝える大型紙芝居完成 郡山東RC、語りの会などへ寄贈

 
大型紙芝居を贈った郡山東RCの中村委員長(左)、小野教育長(中央)、品竹代表

 郡山東ロータリークラブ(RC)は26日、郡山市で大型紙芝居「安積野開拓と一本の水路」の完成披露公演・寄贈式を行った。出席者たちは紙芝居を活用して子どもたちに郡山発展の礎となった明治時代の安積疏水事業など、古里の歴史を伝える活動の推進を誓った。

 大型紙芝居は、同RCの「ふる里・福島の良さを語り継ぐプロジェクト」として、郡山女子大短期大学部の学生や開南語りの会、同市、開成山大神宮などの協力で制作に取り組んできた。

 公演では、中村秀勝同RCロータリー財団委員長があいさつした後、同語りの会の品竹悦子代表らが紙芝居を上演した。寄贈式では、中村委員長が同市教委の小野義明教育長、品竹代表に大型紙芝居の目録を手渡した。