コストコ商品の再販店、郡山駅ビルに4月開店 福島県内2店舗目

 

 米国発祥の会員制大型量販店「コストコ」から仕入れた商品を販売する「Wako store(ワコー ストア) エスパル郡山店」が4月1日、福島県郡山市のエスパル郡山に開店する。県内ではいわき鹿島店(いわき市)に次いで2店舗目で、駅ビルへの出店は初めて。

 精密機械切削加工部品を製造・販売するエクストエンジニア(田村市)の子会社である和興エンジニアリング(茨城県)が店舗を運営する。コストコ富谷倉庫店(宮城県)から厳選した商品を仕入れ、販売する。

 売り場面積は約800平方メートルで、日用品や冷凍食品といった定番の商品や人気のパンなど700種類以上を取り扱う。一部の商品はばら売りでも提供する。店舗では会員登録なしで商品を購入できる。

 郊外型店舗が多いコストコとの差別化を図り、特に若者層にコストコ商品を手に取ってほしいと駅ビル出店を決めた。開店から2日間は、いわき鹿島店も含めたオープン記念イベントを予定している。営業時間は午前10時~午後8時。元日などエスパル郡山の休館日を除いて無休。