大相撲夏巡業の福島場所が８月５日に福島市の福島トヨタクラウンアリーナ（国体記念体育館）で開かれることが決まった。同市では４年ぶり。福島テレビが開局６０周年記念事業として主催し、福島民友新聞社などが特別協力する。

　幕内力士ら９０～２００人が参加予定。夏巡業の全体的な日程は日本相撲協会が５月ごろに発表する。

　福島市出身の関脇若隆景、小結若元春、幕下若隆元の「大波３兄弟」らが活躍しており、同市では相撲への関心が高まっている。日本相撲協会巡業部の玉ノ井親方（元大関栃東）は２日、福島民友新聞社の取材に「福島は大波３兄弟の頑張りで盛り上がっている。夏巡業で本人たちが来て、さらに活気づくのを楽しみにしている」と期待した。

　福島場所は午前９時開場、午後３時打ち出し（終了）。チケットは福テレチケットセンターや各種プレイガイド、福島民友新聞社などで取り扱う。発売日や価格は今後決定する。

　玉ノ井親方がＰＲ

　玉ノ井親方と福島テレビの横山淳社長は２日、「本場所では見られない取組なども楽しんでもらいたい」と福島場所をＰＲした。成田良洋専務、細野公男取締役総合ビジネス局長、滝田雅弘事業担当局長が同席した。