只見線でプチ卒業旅行 町が粋な企画、只見高の6人楽しむ

 
沿線住民からエールを受けプチ旅行を楽しむ卒業生ら(只見町役場提供)

 只見町は1日、昨年10月に全線で運転を再開したJR只見線の利活用プロジェクトの一環として、同日卒業を迎えた只見高3年生に只見駅―会津川口駅間を列車で往復するプチ卒業旅行をプレゼントした。

 同校で行われた卒業式後に希望者6人が参加。只見線地域コーディネーターの酒井治子さんが沿線の魅力や歴史の解説を行った。列車が進行すると、沿線の只見小をはじめ、各集落や駅で「おめでとう!新たな門出を応援」などと書かれた横断幕を掲げて手を振る児童や地域住民らがいて、卒業生は窓を開けて手を振り返した。

 会津川口駅などでは関係者から記念品を受け、卒業生は地域の優しさと雄大な自然を心に焼き付けながら帰路についた。終着の只見駅では渡部勇夫町長や保護者らが出迎え、改めて6人の新たな門出を祝った。

 卒業旅行に参加した渡部茉子さん(18)と目黒希さん(18)は「沿線地域の方々の温かさを感じた。盛大に祝っていただきうれしい気持ちでいっぱい」と感想を述べ、新たな未来へと出発した。