三春城をVRで再現 町歴史民俗資料館、ツアー形式で映像視聴

 
専用ゴーグルを使い、三春城のVR映像を視聴する出席者

 三春町は、仮想現実(VR)の技術を用い、三春城や城下町の様子を再現した。町歴史民俗資料館で映像を視聴することができる。

 城下町三春の魅力発信や観光誘客が目的。江戸時代ごろの三春の様子を映像で復元した。映像は約6分間。落差約40メートルの日本一険しい崖の上に建てられた三階矢倉や、標高405メートルに存在した御風呂屋(サウナ)など、三春城の当時の姿をツアー形式で体験できる。

 同館で開かれた完成披露会では坂本浩之町長が「多くの人たちに三春城VRを楽しんでもらいたい」とあいさつ。出席者が専用ゴーグルを使い、映像を視聴した。