古関裕而記念館に展示パネル寄贈、RCの絆...福島×世田谷が共同制作

 
寄贈式に出席した(左から)相良会長、矢作会長、村上館長

 福島ロータリークラブ(RC)は6日、昨秋に友好クラブを締結した東京世田谷RCと共同で制作した古関裕而記念館展示パネルを福島市の同館に寄贈した。

 福島RCは、同市出身の作曲家古関裕而が東京世田谷RCの第13代会長を務めたことなどがきっかけで、昨年11月に東京世田谷RCと友好クラブを締結。東京世田谷RCが今年創立60周年を迎え、記念事業として両クラブ合同での制作と寄贈を決めた。

 制作したパネルには、東京世田谷RCの事務局に保管してあった古関が会長を務めた当時の会報誌や東京世田谷RC創立10周年記念事業で古関が作曲したロータリーソング「日も風も星も」の楽譜などを入れた。

 寄贈式が同日、同館で行われ、福島RCの相良元章会長と東京世田谷RCの矢作千鶴子会長、村上敏通館長が除幕した。相良会長は「締結後、二つのクラブ初めての共同作業として、寄贈できたことは大変うれしく思う」、矢作会長は「福島RCとのご縁を頂いたのは古関さんのおかげ。福島との絆をさらに深めていきたい」とそれぞれあいさつした。