新入幕は「是哉寺の地蔵桜」「天神夫婦桜」、県内の一本桜番付

 
(写真上)田村市・是哉寺の「地蔵桜」、(写真下)郡山市の天神夫婦桜

 県内の写真愛好家らでつくる「桜を愛するアマチュアカメラマンの会」は、2023年版の県内「一本桜」番付表を作製した。横綱は三春町の「滝桜」、郡山市の「紅枝垂地蔵桜」、古殿町の「越代の桜」で三役以上の変化はなく、新入幕に田村市の「是哉(ぜさい)寺の地蔵桜」と郡山市の「天神夫婦桜」の2本が選定された。

 今年で23回目。昨年11月に選定委員会を開き、その時点で現存している一本桜の中から樹齢100年以上であることや大きさ、地元でいかに愛されているかなどを基準に選んだ。

 是哉寺の地蔵桜は満開時に濃いピンク色に染まり、周辺の整備状況なども評価された。

 天神夫婦桜もピンク色が濃く、樹齢約500年で高台にある。

 同会の戸井田楽桜代表は「マナーを守って鑑賞を楽しんで」と話している。

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