笑顔つなぐ音符の輪、被災3県支援 都内のSEIKO HOUSE

笑顔をかたどったディスプレー
東日本大震災以降、福島、宮城、岩手の被災3県と都内で「"わ"で奏でる東日本応援コンサート」を実施しているセイコーグループ(東京都)は11日まで、都内の「SEIKO HOUSE GINZA」のショーウインドーに笑顔をかたどった三つの巨大な輪のディスプレーを行っている。
三つの輪は、同グループが支援し続けている福島、宮城、岩手の3県を表し、それぞれ五線譜と音符でつなぎ「音楽には人々をつなぐ力がある」ことを表現しているという。新地町などで3年ぶりに開いた東北コンサートの写真もレイアウトされている。
11日の震災発生時刻には、黙とうの目安となる時打ちの鐘などが響いた後、坂本九さんが歌う「明日があるさ」が流される予定。同グループ広報・IR部の岡本摩衣子さんは「ショーウインドーを見ている人から思わず笑みがこぼれるような演出を現地で楽しんでほしい」と話した。