「ごんべえズ」です アクアマリン解説員の愛称、20日からツアー

解説員「ごんべえズ」として活動する3人(前列)と命名者となった馬場さん(後列右)と大橋さん(同中央)
いわき市のアクアマリンふくしまで20日から活動を始める解説員の愛称が「ごんべえズ」に決まった。展示の裏側を案内するツアーや屋外エリアの生物観察会などで来館者に同館の魅力や海洋環境の大切さを伝える。同館が12日発表した。
同館は開館当初から「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスの調査研究に力を入れており、愛称はアフリカ・コモロ諸島でのシーラカンスの呼び名「ゴンベッサ」にちなんだ。応募のあった288点から選んだ。
愛称発表セレモニーが12日、同館で行われた。古川健館長が「解説員を(約10年ぶりに)設けることで体験活動など館の持ち味がより生かされてほしい」とあいさつした。命名者となった南相馬市の会社員馬場利徳さん(48)、田村市の船引小1年の大橋ちとせさん(7)に記念品を贈った。解説員3人のうちの1人、山田萌々加さん(23)=郡山市出身=は「唯一無二のワクワクする解説をしていきたい」と意気込みを語った。
ツアー「ごんべえズガイド」は大水槽のマイワシへの餌やり体験などができる2コースあり、平日の午前10時と午後2時45分からの2回となる。料金は1人500円で定員は各回10人。参加するには同館ホームページなどから事前予約する。問い合わせは同館(電話0246・73・2525)へ。