150年の歴史引き継ぐ 福島一小、記念碑除幕式で児童ら誓う

 
記念碑を除幕した(左から)後藤委員長、本間君、横山校長

 福島一小の創立150周年に合わせた記念碑の除幕式が13日、福島市の同校で行われ、児童や関係者が節目を祝った。

 記念碑は実行委員会が校庭に建立した。高さ約180センチで、人が見ていようがいまいが、誠意を第一に生き抜く事を意味する同校の校訓「終始一誠意」の文字のほか、児童が身長を比べながら交流できるように目盛りも刻まれている。

 除幕式では後藤忠久実行委員長が「大人になっても記念碑で成長を確認してほしい」と述べ、横山貴英校長もあいさつ。後藤委員長、横山校長、児童代表の本間宥樹君(6年)が除幕した。お礼の言葉では、児童代表の市下恭護君(同)と宗田龍之佑君(同)が「歴史と伝統は、素晴らしい石碑とともに引き継がれていく。これからも全校生で大切にしていく」と述べた。

 同校は1873(明治6)年2月5日に創立した。県内最古の小学校の一つで、記念碑の脇には創立100周年の際に寄贈された花時計がある。