サケ稚魚33万匹放流 相馬・宇多川増殖組合、北海道からも卵入手

 
稚魚を海へ放つ組合員ら

 宇多川鮭(さけ)増殖組合は17日、相馬市岩子の宇多川河口近くでサケの稚魚約33万匹を放流した。今後も放流を行い、計約60万匹を川へ放つ。

 サケの捕獲数が激減していることから、昨秋に宇多川で取れたサケの卵だけでなく、北海道からも卵を入手し、ふ化場(相馬市山上)で5センチほどに育てた。

 この日は、増殖組合の組合長を務める今野智光相馬双葉漁協組合長らがバケツを傾け、稚魚を放流。続いて、水槽の稚魚をホースを使って一斉に宇多川へと放した。

 増殖組合採捕責任者の稲村正夫さんは「何とか卵を確保することができた。4年後に大きくなって元気に戻ってきてほしい」と話した。