リラックス効果も? 福島弁、全国普及プロジェクト 魅力発信へ

 
公開された「福島弁全国普及プロジェクト」ウェブサイトの一部

 福島県は24日、本県の魅力や正確な情報発信を担うクリエーターを育てるために開塾した道場「誇心館(こしんかん)」の塾生3人が制作したウェブサイトと動画の公開を開始した。動画は東京や福岡など全国の大型ビジョンでも25日から放映されている。

 「福島弁全国普及プロジェクト」と銘打ち、福島弁を通して本県の魅力を全国に発信するのが狙い。コピーライター・クリエーティブディレクターの並河進師範の下で学んだ山口弘道さん、福田大地さん、岩本裕貴さんが制作した。


 県民を対象にした福島弁に関するアンケート結果のほか、「福島弁絵本読み聞かせ実験」と題した動画を紹介。福島弁と標準語の絵本を使い、子どもを寝かしつけるまでの時間を計測。福島弁が持つリラックス効果を検証している。


 動画はウェブサイト(https://fukushimaben‐project.com)に加え、県公式YouTubeアカウントでも公開している。