目立つ黄色、通帳ケースで被害防げ セキスイハイム福島支店が製作

通帳ケースの完成を国井部長(左)に報告する丹波支店長(中央)
「なりすまし詐欺」被害防止に役立てようとセキスイハイム東北福島支店は15日までに、黄色が特徴的な「通帳ケース」を製作した。丹波裕之支店長が14日、県警本部を訪れ、国井祐典生活安全部長に完成を報告した。
同社の社会貢献活動の一環。通帳記入などで目に触れる機会が多い通帳ケースに着目し、黄色のケースに「他人にキャッシュカードを渡さない、暗証番号を教えない」などと注意を呼びかける文言を盛り込んだ。
丹波支店長は「少しでも被害防止につながれば」、国井部長は「企業自ら発想し、製作いただき心強い。連携を図りながら抑止に努めていきたい」と話した。
同社は併せて、なりすまし詐欺被害防止の啓発チラシなども製作。同社は、県警や各署が行う街頭広報などに参加し、製作した通帳ケースやチラシを配布する予定。同社の国分政康福島住宅事業推進部渉外顧問が同席した。