川俣町が町村部最高賞 全国広報コンクール、柳津町は映像で入選

 
町村部の特選・総務大臣賞に選ばれた「広報かわまた12月号」

 日本広報協会は28日付で、全国広報コンクールの審査結果を発表した。県内からは広報紙(町村部)で川俣町の「広報かわまた 2022年12月号」が同部最高賞の特選・総務大臣賞に選ばれた。また映像で柳津町の「LIKE ART.YANAIZU アートのようなまち、柳津町」が入選・読売新聞社賞に輝いた。

 総務大臣賞に選ばれた川俣町の広報かわまた22年12月号は、移住促進を特集しており、地元企業や先輩移住者など地域ぐるみの取り組みを紹介。構成やデザイン、コンテンツなど総合力が評価された。

 各部門の入選のうち1作品が選ばれる読売新聞社賞を受賞した柳津町の作品は、質感のある映像で町の四季を表現しており、版画家斎藤清氏の作品と映像を組み合わせることでアートのようなまちを表現した。

 また広報紙(市部)では、伊達市の「だて市政だより」22年12月号が入選した。

 「今後も町民にスポット」

 広報かわまたの企画、編集を手がける川俣町総務課文書広報係の佐藤耀(あきら)さん(28)は「今回の受賞を通じて町民の活動や町の現状が広く周知されることで、町の活性化につながることを期待している」とし「今後も町の特産品はもちろん、町民にスポットを当てた取材を続けていきたい」と受賞を喜んだ。