津軽こぎん刺し 馬場さん個展 須賀川で6月末まで

 
来場を呼びかける馬場さん

 須賀川市在住の馬場宏子さんの個展「津軽の文化をひもとく『こぎん刺し』展」が1日、同市中宿の国分内科クリニック内「六点美術館」で始まった。6月30日まで。

 馬場さんは趣味で青森県津軽地方に伝わる刺し子(刺しゅう)技法のこぎん刺し作品制作を約10年前から行っている。今回は、専用の糸で麻や木綿の布に一針一針刺して色とりどりの模様を施す技法で仕上げられたタペストリー7点、手提げバッグ12点の計19点を展示している。

 馬場さんは「珍しい技法で仕上げた作品の数々を多くの人に見に来ていただければうれしい」と話し、来場を呼びかけている。
 時間は午前8時半~午後5時45分(土曜日は同0時45分)。日曜日、祝日は休み。問い合わせは同クリニック(電話0248・73・1155)へ。