大わらじで福島感じて!5月21日・シティハーフマラソンで披露

 
ゆっくりと大わらじをおろす参加者

 福島わらじまつり実行委員会は9日、福島市の羽黒神社に奉納されている大わらじをおろす作業を行った。古いわらを剥ぎ取って新たな大わらじを作り、21日に同市で初めて開催されるふくしまシティハーフマラソンなどで披露される。

 日本一の大きさとされる大わらじは全長12メートル、幅1.4メートル。昨年8月のわらじまつり終了後に同神社に奉納されていた。おろす作業には御山敬神会や青年団体などから約30人が参加し、ロープを使ってゆっくりと地面におろし、古いわらを剥ぎ取った。

 新しい大わらじは、21日のハーフマラソンでスタート場所となる信夫ケ丘競技場に展示されるほか、6月17、18日に青森市で開催される東北絆まつりで使用される。わらじまつりの本まつりは8月4、5日に福島市の信夫通りなどで開かれ、同6日に同神社に奉納される。御山敬神会の西坂浩一会長は「新しい大わらじを見て福島の元気を感じてほしい」と話した。