黒板アート「開けてびっくり」 大笹生小で福島西高生が制作

黒板アート「カメ吉太郎」を制作した福島西高の生徒
福島西高デザイン科学科の5人は3日、福島市の大笹生小で黒板アートを制作し、同小のアイドル的存在のカメ「カメ吉」を7色のチョークで鮮やかに表現した。
同学科のビジュアルデザインコースの授業の一環で実施した。これまでも小学校で黒板アートを制作してきたが、今回は観音開きタイプの黒板を初めて使用した。昔話の「桃太郎」を同小で飼育している「カメ吉」にアレンジした「カメ吉太郎」を6時間ほどかけて制作した。
川を流れるモモが描かれた1枚目の黒板を開くと、「カメ吉」がモモを割って登場する様子が描かれた2枚目の黒板が現れる仕組みになっている。おじいさんとおばあさんのほかに、同小近くを通るフルーツラインをイメージしてナシやリンゴなどの果物も描いた。生徒が主体となり、アートのデザインや物語性を3週間ほど練った。コース長の渡辺織希(りの)さん(3年)は「黒板を開いた時のびっくりを楽しんでほしい」と話した。
黒板は児童の登校に合わせ8日、同小昇降口に設置された。
- ミスうねめ・春姫に3人 まつりPR「全国に郡山の魅力発信」
- タイの村にトイレ支援 原町中央RCが2基、現地で不足知り活動
- 百年祭「つくる会」始動 楢葉の若手有志、住民主役...アイデア練る
- 大熊イチゴ「おいしい」 学び舎ゆめの森、摘み取り体験楽しむ
- 環境保護イベント参加募集 トヨタ、いわき・四倉海岸で7月9日
- 使ってみよう「会津コイン」 毎週木曜、若松のカフェでサロン
- 「牛乳、乳製品の利用を」 県酪農青年研究連、消費拡大呼び掛け
- 本宮市、ゲストハウス初整備へ 24年2月の供用開始目指す
- 被災地を実際に見ること大切 ミス・インターナショナル日本代表
- ジローラモさん「町を宣伝したい」 美里で米作り、観光大使も