「伝統守り、未来をつくる」 喜多方一小、150周年祝い式典

 
伝統を守り、新しい伝統をつくっていくことを誓った喜多方一小の150周年式典

 喜多方一小は24日、喜多方市の喜多方プラザで創立150周年記念式典を行い、児童や教諭らが節目を祝った。

 同小は1873(明治6)年、寺院に教室を間借りして開校したのが始まり。1955年に喜多方一小となった。

 式には、児童、教諭、保護者らが出席。新谷正樹記念事業実行委員会委員長、杉原智校長があいさつ。遠藤忠一市長、佐川正人市教育長が祝辞を述べた。歴代の校長、父母と教師の会長の代表らに感謝状を贈った。

 児童代表の長沢凜空(りく)さん(6年)と庄司陽菜(ひな)さん(同)が「伝統を守り、新しい伝統をつくっていきます。輝く未来を自分たちの手でつくるために、一人一人が今を大切にしてみんなで協力して学校を築いていきます」と誓いの言葉を述べた。