独特技法で立体絵画制作 喜多方美術館でワークショップ

 
高沢さん(右)のアドバイスを受けながら絵の下地作りに挑戦する参加者

 喜多方市美術館は24日、開催中の企画展「マチエールの流儀 高沢俊郎展」の関連イベントとして、高沢さんを講師に第1回ワークショップを開いた。参加者は高沢さんの独特の制作技法に挑戦した。

 高沢さんの作品は、パネルに壁材やセメントなどを重ね、アクリル絵の具で仕上げる独特のマチエール(絵肌)が特徴。壁材などをパネルに塗ることで、凹凸ができ立体感が生まれる。

 初回は繊維質の壁材に接着剤と水を加え、コテで木質パネルに塗り、絵の下地を完成させた。第2回は7月1日開かれ、アクリル絵の具で作品を制作する。