「飯坂大火」忘れない、4年ぶり防ぎょ訓練 消防団員が手順確認

 
飯坂大火を想定した放水訓練に臨む第23分団飯坂の団員ら

 福島市消防団第23分団飯坂は1日、同市飯坂町の飯坂消防署で1944年の「飯坂大火」を想定した防ぎょ訓練を実施した。

 大火を教訓に火災予防に努めようと、同分団は2年に1度、防ぎょ訓練を実施している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で4年ぶりの訓練となり、五つの部から団員ら32人が参加した。

 同消防署の職員が指導役を務め、各部ごとにホースをつないで放水の手順を確認した。開会式では武山徳明分団長が訓示し、島貫真一市消防団第5方面隊長があいさつした。

 飯坂では何度か大火が起きているが、1944年7月1日夜の飯坂大火では湯野町字橋本(当時)から火が出て71戸を焼き尽くし、摺上川を越えた火が飯坂町若喜旅館に燃え移って古舘まで広がり、117戸が全焼したという。