福島県産米...おいしさ伝えます! ライシーホワイト5人が決定

 
ふくしまライシーホワイトに決まった(左から)戸田さん、鎌田さん、志岐さん、鈴木さん、荒さん

 福島県米消費拡大推進会議は9日、福島市で県産米の魅力を発信する「ふくしまライシーホワイト」の選考会を開き、39代目となる新クルー5人を決めた。

 新クルーに決まったのは、福島医大看護学部2年の戸田美悠さん(20)=福島市、福島大人間発達文化学類4年の鎌田花華(はるか)さん(22)=福島市、明星大経済学部3年の志岐有彩さん(20)=郡山市、須賀川市職員の鈴木希さん(29)=須賀川市、会社員の荒寿々佳さん(26)=会津若松市の5人。研修などを経て今秋から県内外のイベントなどで本県産のおいしさなどをPRする活動に取り組む。

 戸田さんは「地元福島のためにできることを精いっぱいしていきたい」、鎌田さんは「県外出身で大学生活も最後。一生懸命、恩返ししたい」、志岐さんは「おいしい福島のお米と生産者の声を届けたい」、鈴木さんは「実家もコメを作っている。福島のコメのおいしさを伝えたい」、荒さんは「風評の払拭に尽くし、皆さんの力になりたい」とそれぞれ抱負を語った。

 県内外の18~39歳の男女35人から応募があり、当日出席した26人から選出した。沖野浩之県農林水産部長が審査委員長を務めた。