地元食材使った料理に挑戦 伊達物産が食育教室

地元食材を使って料理する参加者
ブランド鶏「伊達鶏」を使った商品の製造販売を手がける伊達市の伊達物産は9日、同市保原総合公園内の簡易宿泊所とまっぺで食育料理教室を開いた。参加した親子らは、地元産食材をふんだんに使った料理作りに挑戦した。
地元の食材に興味を持ち、自分たちで調理する楽しさやおいしさを味わってほしいと、同社と食育活動に取り組むNPO法人「食育研究会MoguMogu」(埼玉県)が共同で開催した。市内外の親子5組ら約25人が参加し、伊達鶏を使ったローストチキンやキュウリを使った冷や汁、ももゼリーを作った。
同社の清水建志社長は「動物の命を頂く大切さを実感してもらいたい」と話した。家族で参加した同市の渡辺翔太さん(堰本小4年)は「楽しく料理ができて、味もおいしかった。貴重な経験ができた」と笑顔を見せた。