公共建築物...ペーパークラフトで再現、福島県がシート10種類作製

 
あづま球場の紙模型

 インフラの役割や構造、土木・建築の魅力の発信に向けて福島県は、県内の土木構造物や建築物のペーパークラフト(紙模型)を作製した。次世代の担い手となる子どもたちに土木や建築に関心を深めてもらう狙いがある。

  ペーパークラフトは、東京五輪の野球・ソフトボール競技が行われたあづま球場(福島市)をはじめ、水沼橋(金山町)、下泉沢砂防えん堤(石川町)など10種類。それぞれ200枚用意したという。県土木部が開く現場見学会などでも参加者に配布する予定。

 県土木企画課のホームページにも公開しており、印刷して組み立てることができる。県は厚手の紙の印刷を推奨している。

 水沼橋(金山町)下郷大橋(下郷町)矢吹インターチェンジ(矢吹町)十六橋水門(猪苗代町)千五沢ダム、下泉沢砂防えん堤(石川町)小名浜港東港地区(いわき市)原釜尾浜防災緑地(相馬市)あづま球場(福島市)ビッグパレットふくしま(郡山市)

230718topic701-2.jpgあづま球場の展開図