名将の炎メラメラ、斎藤智也監督 画家が聖光学院に肖像画贈る

斎藤監督に肖像画を手渡す浅野さん(左)
福島県桑折町出身の画家で今年の肖像画公募展「全日肖展」で最高賞に当たる内閣総理大臣賞に輝いた浅野勉さん(57)=千葉県八千代市=は、聖光学院高野球部の斎藤智也監督の肖像画を描き、同校に贈った。
浅野さんは同校の卒業生。昨夏の甲子園でベスト4まで勝ち進んだ野球部の活躍に感動し、約1カ月半で描き上げた。野球部の青色と金色の"聖光カラー"をベースに、斎藤監督からあふれ出る静かな闘志を緑の炎で描いた。
作品は浅野さんが11月に桑折町の旧伊達郡役所で開く作品展で展示される予定という。
浅野さんは同校卒業後、東京都の専門学校に進み、デザイン会社勤めを経てフリーのイラストレーターとして活動。現在は「浅野肖像画工房」を立ち上げ、制作活動に取り組んでいる。
斎藤監督は「まるで写真のような作品で驚いた。期待に応えられるよう頑張りたい」と話した。